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【書評】能動的こそ仕事を楽しくさせる。服部みれいさんの『わたしらしく働く』を読む。

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こんにちは。

ITエンジニアのちくわ (@yusukejp_) です。

 

この記事では、服部みれいさんの著書『わたしらしく働く』の書評を書いていきます。

タイトルにある、「自分らしく」って難しいことだと思いませんか?

この方はそれを覆すような働き方をされていてとても刺激を受けました。

感じたこと、考えたことを書いていきます。

 

目次

 

「自分らしく働くにはコツが要る」

この本の内容は以下の通り。

“好き”をつらぬく仕事のしかた。駆け出し編集者から、『マーマーマガジン』を創刊、出版社を設立するまでの、波瀾万丈の奮闘記。自分らしく働くにはコツが要る。「今」を乗り越えるためのヒント。(「BOOK」データベースより

著者が働く上で大事にしていることや学んだことを波乱万丈な奮闘記から読み取ることができます。

よく言われる、好きなことを仕事にするために突き詰めていく過程が見て取れました。

 

失敗は成功の基??

「たくさんの失敗が、硬かったわたしをやわらかくし、若さでこり固まっていたわたしの風通しをよくしてくれ、(以下省略)」

この表現からまず僕が感じたことは、失敗を怖がっている自分とは大きな違いがあるということ。
成功者が必ずと言っていいほど表現するのがこの失敗は成功の元であるということだけれども凡人の僕は常に何かに恐れてしまいます。
この本を読んでから何が足りないのか考えてみたところ「覚悟」が絶対的に足りない。
受け身的に仕事をしていることも一因だと思います。
さらにはしょうもないプライドも邪魔をしているのかもしれないです。
失敗したら恥ずかしいだとか、失敗なんかするものじゃないという意識が無意識に潜在しているせいで動けなくなってしまう。
とても心に響いた一節です。

 

働く仲間と気分よく働く

フリーランスになるにあたってこんなことに気をつけはじめました。(以下省略)編集者やカメラマンたちと気分よく仕事をする」
この言葉にはとても衝撃を受けました。
仕事の仕方として成果を出すことは当然だとして気分よく仕事をするというのは完全に自分にかけていることだなーと。
いつもどよーんとした空気感を出し、社交性・コミュ力などとは無縁にもくもくと仕事をする様は周りからみて相当に扱いづらい存在だったはずです。
周りの空気を大切にするということも大切な仕事の1つで、楽しく仕事をするためには絶対に必要な要素の1つだと思いました。

 

自信をつけるために、ただ書いた

「底なしにない自信をつけるには、ただ、わたしは書くしかなかった。」

まったくもって仕事に対して自信を持てない自分が強烈に共感できる部分でした。

ただし、後半の行動については自分はまったく及ばなかったです。

なぜなら自信をつけるためのなにかをやってこなかったから。

まずなにからはじめるべきなのかわからなかった。

がむしゃらに、ひたすらに、手当たり次第にやっていくというのも時には必要かもしれないですね。

 

オリジナル

著者は「マーマーマガジン」という雑誌を創刊し、出版しています。

この本の中ではこの雑誌に対して「オリジナル」という表現をしています。

が、これを僕も持ちたい。

愛情を存分に注ぐことができるオリジナルを立ち上げることができれば、無趣味も一気に解決できるし、お金を生んでくれるようなことがあればなおよし。

なにはともあれ情熱を存分に注げる何かというものの存在は人生を豊かにしてくれるだろうなと羨ましく思います。

 

仕事に対して常に能動的な姿勢がうかがえる。

全体を通して感じた、自分との大きな違いは仕事に対して常に能動的な姿勢だということ。
本来仕事に対しては自分から行動することが求められる。
それなのにそれを行うことは経験上非常に難しい。
だから仕事にやりがいや楽しさを見いだせない。
つまりその逆であればやりがいや楽しさを見いだせるのかと光明が見えたような気がします。

 

おわりに 

この記事では、服部みれいさんの著書『わたしらしく働く』の書評を書きました。

読んでくださった方が、なにか考えること、思うことがあったならうれしく思います。

 

以上、ご拝読ありがとうございました。

ITエンジニアのちくわ (@yusukejp_) でした。